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砂糖の代わりになる甘味料9選!選び方のポイントも解説します

“当たり前”を代えてみれば、これまでみえなかった景色がみえるかもしれません。

「砂糖」を使うことに疑いの目を向けたことはあるでしょうか。砂糖(白砂糖)は甘味料の代名詞。その万能さゆえ、白砂糖以外の甘味料は使っていないという方も決して少なくないでしょう。使うのが当たり前だから、なんとなく皆が使っているからという理由で使い続けている方もいるはずです。

甘味料には、白砂糖の代わりとして使えるものが複数あります。代用品についてくわしく知ることで、白砂糖を使っているのが最善の選択なのか、それ以外に適した甘味料があるのか、明らかにできるかもしれません。

そこで今回は、白砂糖の代わりになる甘味料を紹介します。選び方もあわせて解説するので、実際に検討する際にもぜひ参考にしてください。

砂糖の代わりになる?甘味料の選び方とは

「甘味料」とは、食品に甘みをつける調味料のことです。その種類は豊富で、日本の食卓においては砂糖(白砂糖)が主流ですが、国や地域によって主流になっているものが違います。また昨今では、常に新しい甘味料も登場しつづけています。

白砂糖に代わる甘味料を選ぶ前には、その目的を明確にすることが大切です。

いまより健康に配慮したいのか、甘みの種類を変えたいのか、甘みを抑えたいのか、甘みとともに摂取したい栄養素があるのか。代用品を使う目的を明確にしておくことで、選ぶ基準が定まるでしょう。

砂糖の代わりになる甘味料9選

白砂糖の代わりになる甘味料はそれぞれが個性的です。特徴を理解したうえで、適切な形で利用しましょう。

白砂糖の代わりに使える甘味料を以下に9つ紹介します。

ラカンカの甘み

「ラカンカの甘み」は、余計な雑味や苦味のない、天然由来でやわらかい甘みの甘味料です。
ラカンカとは、砂糖の約300〜400倍の甘みがあるといわれている中国生まれの果実「羅漢果(ラカンカ)」のこと。清朝の医師「羅漢」に発見されたことから名前がついたとされ、古代より漢方にも活用されてきた果物です。この羅漢果から抽出したエキスが、「ラカンカの甘み」の原料になっています。

「ラカンカの甘み」の使い方は、白砂糖と同量をそのまま置き換えるだけ。分量の調整に手間取る心配がありません。水にも溶けやすいので、あらゆる料理に使いやすいでしょう。無添加で糖質も抑えられており、着色料、香料、保存料は不使用、不足しがちな食物繊維も含まれています。

成分や栄養素を気遣いつつ、使い方を白砂糖と大きく変えたくないという方によいでしょう。

てんさい糖

「甜菜(てんさい)」とは、「サトウダイコン」「ビート」とも呼ばれる野菜のことを指しています。日本では、主に北海道で生産されている野菜です。その名のとおり、見た目もカブや大根に似ていますが、ほうれん草の仲間に分類されます。

甜菜の白い根の部分を粉砕し、煮出すことによって抽出した糖分からつくっている甘味料が「てんさい糖」です。栄養豊富とされるオリゴ糖も含まれ、クセがなく丸い甘みが料理にも用いやすいとされています。

フランスやドイツは世界でも有数の甜菜生産国で、ヨーロッパでは、白砂糖ではなくこのてんさい糖が最も主流な甘味料です。

クセをなるべく抑えて、体にやさしい甘味料を探している方におすすめです。

きび砂糖

サトウキビが原料の「きび砂糖」も、白砂糖の代わりになる甘味料です。サトウキビ特有の風味とやさしい甘さが特徴で、味にコクがあり、日本料理との相性がよいといわれています。

ミネラル分を多く含む一方、同じくミネラルを大量に含んでいる黒砂糖ほどはクセがありません。比較的財布にも優しい価格帯で、普段使いもしやすいでしょう。

ミネラル分は摂りたいけど、黒砂糖の苦味やコクは避けたいという場合に適しています。

黒砂糖

「黒砂糖」とは、サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めたものです。日本では沖縄を中心に生産されていて、独特の風味や濃い茶色の色あい、渋み、苦みを感じる個性的かつ濃厚な甘みが特徴です。

ミネラルをはじめとした栄養素を非常に多く含んでいる一方で、味の強さや色の濃さは料理にも影響を与えてしまいます。白砂糖の代わりとして使用する場合は、料理を選んで使いましょう。

風味の活かせる料理で栄養素を重視したいという方には、有力な候補になるはずです。

メープルシロップ

栄養素の豊富な甘味料としては「メープルシロップ」も挙げられます。世界における生産量の7割をカナダが占めているとされており、カナダを代表する名産品といえるでしょう。

メープルシロップは、楓の樹液のみでつくられている自然の甘味料です。ミネラルやポリフェノールといった栄養素が含まれていることに加え、カロリーの低さも特徴。ただし料金は高めです。

味のオールマイティーさから、日本の調味料にも合うとされています。

料理との相性と栄養素を適度にカバーしたい方におすすめの甘味料です。

みりん

実は「みりん」も、白砂糖の代わりになり得ます。ただ、その味について正確に認識している方はどれほどいるのでしょうか。

みりんはもち米や米麹、焼酎を原料とする調味料です。白砂糖の甘さが直球なのに対し、みりんにはさっぱりとした上品な甘さがあり、コクをもたらし、料理に奥行きを与えます。
料理を選ぶかもしれませんが、多量に入れることで甘さの程度を近づけることはできるでしょう。

料理にコクを追加したい方や、白砂糖とは違った上品な甘みを求めている方は試してみてください。

甘酒

ひな祭りが連想される「甘酒」も、そのまま飲むだけではなく、白砂糖に代わる甘味料になるのです。

甘酒は、米麹や酒粕を原料に麹の発酵を利用してつくられています。また、酒といっても米麹が原料の甘酒にはアルコール分は含まれておらず、酒粕が原料になっている甘酒でも、微量のアルコール分が含まれる場合がある程度です。

酒粕が原料の甘酒には砂糖が含まれているため、白砂糖の代用としては米麹が原料の甘酒を使ってください。まろやかでしっかりとした甘みが特徴で、「飲む点滴」という異名まであるように、栄養素が豊富なことでも知られています。

甘酒の風味が苦手ではなく、マッチする料理であれば使ってみてもよいかもしれません。

ココナッツシュガー

「ココナッツシュガー」は、ココナッツではなくココヤシの樹液を使った甘味料です。低GIでミネラルや食物繊維も含み、コクのあるまろやかで濃い甘みが特徴です。比較的クセが少ないので、あらゆる場面で使いやすい甘味料だといえるでしょう。

独特の風味を最低限に抑えつつ、体を気遣うことができる甘味料といえるでしょう。

はちみつ

「はちみつ」とは、ミツバチが巣に貯蔵していた花の蜜を収穫したものです。白砂糖の次に身近な甘味料といえ、すでに白砂糖の代用品として使っている人も少なくないでしょう。その歴史は古く、いまも栄養価の高い甘味料として第一線で活躍しています。

甘みがつよく、独特な風味があるのが特徴です。使う料理によっては、味を邪魔してしまう可能性もあるでしょう。

特有の風味を活かせる料理に使うことで、持っている力を最大限に発揮できるはずです。

目的に合った使い方で代用品の長所を生かす

白砂糖の代わりになる甘味料は、それぞれ味や性質に特徴があります。適した料理によって使い分けることで、個性を最適な形で発揮できるでしょう。

甘味料が代わると料理の表情が変わります。甘味料と料理の最適な組み合わせ、最高のパートナーをみつけるのも、乙な楽しみ方です。

ただし、「白砂糖×料理」以外の最適な組み合わせを探すのには、手間も時間も必要です。「白砂糖の代わりはみつけたいけど、ひとつずつ試していくのは面倒だ」という方もいるでしょう。そういった方は、白砂糖からそのまま置き換えて使える甘味料を選ぶのがおすすめです。

「ラカンカの甘み」は、分量も用途も白砂糖からそのまま置き換えて使用可能な甘味料です。クセのない丸みのある甘みで、使う料理を選びません。種類ごとに味を調整するのが面倒で、なるべくスムーズに白砂糖から移行したい方には適した甘味料といえるでしょう。

くわしく知りたい方はこちらの紹介ページを、すでに購入を検討している方はこちらの購入ページをご覧ください。

「甘くすること」は白砂糖の特権ではないのです。